C11 325といえば真岡鉄道で最近まで活躍していた蒸機ですね。
こちらは国鉄時代の米沢機関区、昭和45年5月10日の撮影です。
レンガ作りの機関庫の奥にC11の休車群が留置されていました。
その中に中C11325の姿が、煙突にカバーが掛けられて据え置かれていました。
C11325の完成は昭和21年3月、すでに太平洋戦争は終結していましたが角型ドームの戦時型です。
前照灯はシールドビームに改造されていますが改造時期は不明です。
動態に復活された時一般的な丸型ドームに交換されたようです。
動態に復活したときに戦時型では印象が悪かったのでしょうか、オリジナルな姿で復活して欲しかったです。
ちなみに新橋駅に静態保存されているC11は角型ドームです。