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昔、機関区・駅で出会った車輌達(200)北陸本線敦賀機関区 キ600形式ロキ608番



今回の寒波による各地の降雪は相当ひどいようですね、四国の山間部も通行止めなど影響が出ました。
大昔、昭和46年2月に撮影したモノクロ画像がありましたので時節柄降雪の時期に合わせて投稿します。

昔、機関区・駅で出会った車輌達、キリ番の200回目は北陸本線敦賀機関区で見かけた除雪用車輌キ600型608
番です。
いわゆるキマロキ編成のロータリー車キ600型、状態から休車のようです。

キ608は1936年(昭和11年)国鉄苗穂工場で製造されたキ308を1940年にキ608に改番した車輛です。
頭のキはユキからつけられた記号です(キマㇿキ編成のキとは無関係です)

昔、機関区・駅で出会った車輌達(200)北陸本線敦賀機関区 キ600形式ロキ608番_a0396125_22154541.jpg

昔、機関区・駅で出会った車輌達(200)北陸本線敦賀機関区 キ600形式ロキ608番_a0396125_00430730.jpg

キ600型は全国降雪地帯中心に15輌配備され608番は敦賀機関区に配属されていました。
よく見るとロキ608になっていますがロはロータリーの記号ではなく最高速度65km/h制限の車両に付く記号です
さらに65㎞/h制限の車両には黄色い線が入っていて画面、車両の中心にみられる白い線は実際は黄色です。

キマㇿキ編成は先頭で牽引する機関車(蒸気機関車)の「キ」、線路沿いの雪壁を崩し線路上に集めるマックレー車の「マ」
集めた雪を線路外に吹き飛ばすロータリー車の「ロ」、最後部に連結する機関車の「キ」の頭文字を繋げたものです。

一般的な除雪の方法は、積雪時に最初に蒸気機関車の押すラッセル車で線路上の雪を左右に分けます。
ラッセル車が雪をかき分ける範囲は車両の幅までです。
ラッセル車が通過した後には線路の左右に雪の壁ができるのですがそのままにしておくと崩れて線路が再び雪に覆われます。

そこでキマㇿキ編成の登場です。
線路の左右に出来た雪壁をマックレー車を使い一定の幅で線路の中に崩しこみます。
そのあと、マックレー車で崩した雪をロータリー車で線路外に吹き飛ばし出します。
ロータリーの回転は本体に組み込んだ蒸気機関を使っていて炭水車が後部に連結されています、蒸気機関車の前に回転するロータリーが付いたイメージですね。
ただこの蒸気機関で走行は出来ないので最後尾に(蒸気)機関車を連結しています。
最後部の機関車は編成を押す役目ですが余りの積雪のために前進出来なくなった場合に後退するため進行方向とは逆向きに連結している場合が多いようです。

除雪用車両キ600型が活躍したのは昭和時代後期まで、現在はディーゼル機関車DD14(ロータリー式)DD15(ラッセル式)などが除雪の任務を担っています。







by yosakoi_soran | 2025-01-16 00:05 | 国鉄時代(蒸気以外・四国以外) | Trackback